Mozilla Japan ブログ

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Mockingbird 0.1.0 alpha リリースのお知らせ

こんにちは。インターンの sotarok です。

少し遅くなってしまいましたが、先日こちらのブログでもご紹介し、第十回拡張機能勉強会でも発表しました、ブラウジング共有拡張機能 Mockingbird の alpha 版リリースを告知させていただきたいと思います。

先週の拡張機能勉強会では、拡張機能の達人の方々が多く集まり、たくさんのフィードバックをいただけました。この一週間にそのいくつかを修正/機能追加をし、ようやくリリースに至りました。その間にコミットされた回数は 100 回以上! 小さなバグを修正してリリースをする予定でしたが、開発者 4 人 + dynamis さん全員の欲が出て、クリティカルなバグを色々修正し、選択範囲の共有機能まで追加実装できました。

Mockingbird 拡張機能は下記の URL からダウンロード・インストールできます。

http://getmockingbird.org/


現在はまだ alpha 版で、既知のバグも多くありますが、「コレはマズいでしょう・・・」というバグについてはある程度解消されました。実用的かつ楽しい拡張機能なので、是非、お試しください!

試用していただく時には、普段使っているプロファイルとは別のプロファイルを作ってお試しください。詳しくは、Mockingbird Developer Wiki の「導入ガイド」をご覧ください。

私たちインターンの 4 人は、今日でインターンの期間を終了してしまいます。しかし、Mockingbird の開発は、オープンソースプロジェクトとしてこれからも継続いたします。どんどん新しい機能を追加する予定ですし、策定段階にある仕様なども議論を進め、より便利で楽しいサービスを仕上げていきたいと思っています。

これからもみなさんどうかよろしくお願いします。

Mozilla Japan Intern Labs - Mockingbird プロジェクトの紹介

初めまして。
先日ご紹介いただきました、この夏 8 月 4 日からインターンシップとして 6 週間、Mozilla Japan に参加している sotarok です。普段は PHP 界隈によく顔を出している人間ですが、この度は縁があって夏の間ずっとインターンシップに参加させていただいています。

今日はインターンシップの 4 人で開発中の Mockingbird というプロジェクトを紹介したいと思います。

このプロジェクトは、先日の紹介の中でも少し触れられましたが、「授業やミーティング、イベントなどの場面で Firefox を便利に使えるようにするための拡張機能および、ウェブサービス」です。拡張機能の主な機能は、他の PC 上の Firefox 同士で、ウェブブラウジングを共有する機能です。この拡張機能を使い、Mockingbird のウェブサービスを利用するメンバーは、同じセッション (IRC のチャンネルのような、部屋を作ります) に参加中のメンバー同士で、ウェブサイトの閲覧を共有することができます。

インターンシップの最初の週に、4 人それぞれが様々なアイデアを持ち寄り、このインターンシップ中に取り組むプロジェクトのテーマが、この拡張機能に決定されました。それからブレーンストーミングを行い更にアイデアを膨らませ、どのような機能を実装しようか、どのように表現しようか、企画を進めました。1週目の終わりには大体の機能が決定され、それからは毎日のように開発を行ってきました。JavaScript、XUL、XBL と、4 人ともほとんど触れたことの無い分野でしたが、MDCFirefox 3 Hacks (先日発売されたばかり!) を読み漁り、アドバイスし合い (dynamis さんにアドバイスをもらい)、ようやく alpha 版のリリースまでもってくることができました。リリースは近日中です。


長々と言葉で解説してもしかたがありませんので、撮影したデモムービーを公開したいと思います。



デモ中、左右にあるウィンドウは、別々のマシンで動かしているものとお考えください(デモと撮影の都合上並べて 2 つ動作させています)。通常のタブの真下に出てくるタブが、共有を行うためのタブで、ブルーになっているタブが共有されているタブです。片方の行ったページの移動やスクロールが、もう一方のブラウザに反映されます。

このように、参加メンバーそれぞれが行っているブラウジングを共有することができるようになっています。

お知らせするのが遅くなってしまってもう本日ですが、第十回拡張機能勉強会にて、その機能や実装について、インターンシップの 4 人から詳しくプレゼンさせていただくことになっています。本日のプレゼンの資料はもちろん、ソースコードも公開いたします。

拡張機能の alpha 版リリースも間近です。是非、楽しみにしていてください。

Mozilla Japan のインターンを紹介します

今年の夏は 8月4日から 9月12日までの 6 週間、慶應義塾大学と中央大学の大学院生が 2 人ずつインターンとして Mozilla Japan にきています。

今回インターンでは 4 人全員で協力して取り組むプロジェクトを立ち上げています。
このプロジェクトでは、企業や大学などの組織に Firefox を一括導入していただく、あるいは研究室や友達などのグループみんなで Firefox を使っていただくことを目的としています。

具体的には、授業やミーティング、イベントなどの場面で Firefox を便利に使えるようにするための拡張機能を開発します。そしてその拡張機能などを同梱し、更に各大学の学生が使いやすいようにカスタマイズした Firefox キャンパスエディションのサンプルを作ります。
最終的には、サンプルとして作ったキャンパスエディションを持って各大学にご紹介させていただいたり、Firefox の法人サポートをしてくださっているパートナー企業さんにツールの 1 つとして活用していただいたりしていく計画です。

それでは、インターンのメンバーを紹介します (SVN アカウント名、敬称略)。

kimura

研究室ではセマンティック Web のオントロジーをどのように構築するかについて研究しているが、今回は Firefox のタブバーをどのように構築しているか調べ、今回必要なユーザインターフェイスを実現するために Firefox 本体をハックしています。

murata

今回はイベントハンドリングまわりを担当してくれていますが、普段ログ構造ファイルシステムのガベージコレクションについて研究しているだけあって、リアルタイム処理時のコンフリクトやタイミングについて常に配慮しながらコードを書いています。

naoki

分散環境をネットワークで繋いで仮想研究室を作る研究をしていて、今回のインターンでも彼の経験を活かしたものを提案し、4 人でそれを実現することになりました。サーバとの通信やログインまわりのインターフェイスなどを着実に書いていっています。

sotarok

PHP 勉強会で発表するなど、普段からオープンソースに関わっている、とてもアクティブな方です。このインターンでもサーバサイドの実装をしながら JavaScript の勉強をしたり、コードネームの決定やアイコンの作成といったことまで、何でも積極的に処理しています。

みんな XUL や XBL といった Mozilla の技術はもとより、JavaScript も使い慣れていない中で悪戦苦闘しながらですが、一致団結して開発しています。
インターンの 4 人による成果はオープンソースとして公開しますし、この Blog や、もじら組の拡張機能勉強会でも発表することになっていますので、みなさんお楽しみに。

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