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Mozilla の A-Frame がアムネスティ・インターナショナルの新しいバーチャルリアリティのサイト #360Syria に採用されました

[この記事は米国 Mozilla ブログに投稿された "Mozilla A-Frame Powers New Amnesty International Virtual Reality Website #360Syria" の抄訳です]

アムネスティ・インターナショナルは、本日、新しい #360Syria というサイトを作成したことをアナウンスしました。こちらのサイトでは、シリア政府によってアレッポ周辺の都市へ投下された樽爆弾による破壊の様子を、仮想的なツアーによって閲覧できます。この "Fear of the Skey" (www.360Syria.com) というサイトは、Mozilla の作成したライブラリ A-Frame を利用して作成されています。

アレッポ周辺のサイトへの仮想的なツアーを体験できる #360Syria のようなサイトは、WebVR の新しい有用なユースケースです。テクノロジによって、このような表現が可能になりました。新しいレベルの可視化と、実世界の状況に対する共感が可能になりました。

#360Syria は、特別に作成された全天周写真、ナレーション、音声、3D グラフィック、そしてアムネスティによって訓練されたシリアのメディア活動家によって収集された動画によって構成されています。このサイトはサンフランシスコのデザイン・テクノロジーカンパニーである Junior (www.junior.io) によって製作されました。

A-Frame はオープンソースの WebVR 用フレームワークで、Mozilla の仮想現実に関する研究グループである MozVR によって設計およびメンテナンスされいます。HTML によって簡単に WeVR コンテンツを作成でき、その構成要素は拡張可能で、組み合わせ方に制限がないため、高いレベルで自由にコンテンツを作成できます。VR 技術に不慣れ開発者であっても簡単に利用できるため、より熟練した開発者になるための間の学習にも最適です。

ハイパフォーマンスで、レスポンシブな VR 技術をオープン Web に実現することは、Mozilla のゴールの一つです。Mozilla の開発したオープンソースライブラリ A-Frame を利用することによって、WebGL のような複雑な 3D プログラミングをすることなく、VR 体験ができる Web サイトを作成できます。

A-Frame によって WebVR 開発ツールが豊かになり、それによって VR を作成する Web 開発者と、彼らによって作成される WebVR 体験が増えることを願っています。

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