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Firefox で Google 検索が暗号化されるようになります

ベータ版となる Firefox の次々期バージョンで、Web 検索のセキュリティとプライバシーを強化する変更を行います。Firefox の検索バー、ロケーションバー、あるいはコンテキスト (右クリック) メニューから検索を実行したときに、そのリクエストを SSL 暗号化通信で Google へ送信するようにしたのです。皆さんが検索する方法は今までと何も変わりませんが、検索バーに表示される推測候補や検索結果ページは、(HTTPS による) 安全な接続を通じて提供されるようになります。この変更は、現在公開している プレベータ版 (Aurora) で実装済みです。

Google を使っている皆さんは、自分が何を検索しているかを Google に知られるということは容易に想像が付くでしょう。しかし、検索結果からそこに載っているサイトを訪れたときに、検索語がその外部サイトに伝わる場合があるということは知らない人も多いのではないでしょうか。

Firefox などの Web ブラウザは、ユーザがリンクをクリックしてページを移動する際に、前に見ていたページの URL を新たに開いたページに通知します。これは HTTP リファラ (参照元 URL) と呼ばれます。暗号化通信で Google を利用すると、検索結果ページから外部サイトを訪れたときに検索語を含むリファラは送信されなくなります。また、信頼できないネットワークによって個人情報が収集されたり、検索結果が改変・検閲されたりするのを防ぐことができます。

Google.co.jp では 3 月から、Google へログインすると Web 検索が自動で 暗号化 されますが、Firefox から検索を行うとログインしなくてもデフォルトで暗号化されるようになります。

プライバシー を重視する Mozilla では、ユーザがオンラインで個人情報をより柔軟に管理できるよう取り組んでおり、今回の変更もその一環です。検索の暗号化によって、いつ誰と自分の関心事を共有するか (自分で入力した検索語を誰に知らせるか) をユーザ自身が管理できるようになります。検索語には時として慎重に扱うべき言葉が含まれています。私たちは、Google の協力を得て、Firefox の新バージョンにこうした改善を行い、ユーザに安全で高速な Web 検索を提供できることを楽しみにしています。

[これは米国 Mozilla のブログ記事 Rolling Out HTTPS Google search の抄訳です]

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